11月8日(土)曇りのち晴れ
冷たい風が吹き、今にも雨が降りそうな空模様。天気予報では降雨の確率60%でしたが、なんとか開会まで曇天のまま持ちこたえ、今年も無事に第9回「天寿を楽しむ会」が開催されました。
11月に入り一段と寒くなった矢島町ですが、この会で寒さを吹き飛ばすよう、楽しんでもらいたいものです。
今回初めて「天寿を楽しむ会」に参加しましたが、調理師免許を持っている経歴を買われ、料理班に所属することになりました。天寿自慢のすご腕女性グループに男一匹、(正確には三匹)入れられました。
誰が呼んだか知りませんが、『大奥』というありがたい名前を他の班から頂戴しています。
天寿を楽しむ会は毎回料理の評判がよく、日本酒にぴったりな料理を作るとのことで有名です。そんな料理班に入れられ緊張しながらも料理を作る事になりました。
来てくださるお客様のために手を抜かず、前日から仕込みに取り掛かります。厳しい指導のもと、野菜を切ったり、ガラでダシを取ったり、漬物を漬けたり、あっという間に仕込みの時間は過ぎていきました。
220人分以上の料理を作るとなると、食材の量の多さに驚きます。ネギの薬味も1.2kgと大量で、涙が出るまで切り込んだり、大根の漬物も豆腐の量も名物カモ鍋のカモ肉も考えられないくらいの量です。
(実際カモ鍋はとても大きな鍋で6杯もありました。)
無事に料理を作り終えることができるのかどうか、食材の山を見て、不安になってきました。
いよいよ当日。朝8時から料理の仕込みを再開。
ひたすら野菜を切り込んだり、お湯を沸かしたり、均一な味付けにする為に何度も味見をしたりと、大忙し。
慌てているのはどうも自分だけだと気付いたのは、開場間近になってからでした。
ベテランの女性達はさすがにペース配分を考えていて、力を蓄えているようでした。「三森さん、本番はここからなのよ。一気に料理を出して、お皿にもって、片付けるのよ!!」と気合を入れられました。まだこの時はこんなに大量にある料理が、ほんの数十分でほとんどが空になるとは想像できませんでした。
あまりにも忙しかったので、そのときの記憶がほとんどありません。ひたすら料理を盛り付けていました(笑)
さて、開場の5時半が近づき、受付に人の波が出来るようになり、ロビーは満員御礼。
お客様は地元の方が大半ですが、中には茨城県からこの日の為に駆けつけてくれた天寿ファンや、地元ホテルの送迎を利用して東京からいらしたご一行様もいて、本当にありがたいと思いました。地元のお客様もそうですが、遠方より駆けつけてくれるお客様とのふれあいも大事にしていきたいと感じました。
今年は営業担当の本多が司会を務め、
社長の挨拶で「天寿を楽しむ会」の始まりです。
今年は国内に止まらず世界規模のコンクールに出品し、金賞や銀賞など高い評価を頂く事ができたことについて話しました。
その実力の酒を飲み比べてみてくださいと笑顔で開会の挨拶。
乾杯のご発声を、社長の先輩で矢島町出身の県議会議員の佐藤健一郎さんにお願いしました。「天寿さんのお酒は国内のみならず、国際的なコンクールでも高い評価を受けていることは、私達の自慢でもあります。
造ることのみならず、販売にも努力されており蔵元通信の発行や県外試飲会にも積極的に活動しておられ、感心致します。」と嬉しいお言葉を頂戴しました。そして声高らかに240名以上の
「かんぱーい!」の声とともに宴がスタートしました。
20ものテーブルにはきゅうりの辛子漬け、大根のなた漬けレモン入りなどの香の物と鶏のからあげ甘酢あんかけが並び、おなじみ天寿名物無農薬田んぼの鴨鍋や大井家の柿を使った柿の粕和え、稲庭うどん、中華風酢の物、サラダ、、モツ煮込み、牛肉と大根の煮物などは会場隅にコーナーを設置して、お客様に好きなものを選んでいただきます。ビュッフェ形式で自由にお客様に取ってもらいます。
前に記したように、はじめの数十分は大変な混雑で、周りを見ている余裕はありませんでした。お待たせしたお客様、申し訳ございませんでした(謝)。
料理コーナーへの大行列が落ちついて、場もにぎやかな雰囲気になってきました。みなさん料理とお酒を楽しんでいるようで、ほっとしました。そして、お楽しみ企画「マッチングコンテスト」が行われました。
壇上にて、お客様に3種類のお酒を利き比べて頂き、ひとつだけ異なる味の酒を当ててもらうミニゲームです。
今年は準決勝、決勝とも誰一人として当たらない、難しい結果?となり、外れるたびに外野席から面白い野次が飛んできて、大変盛り上がりました。本当の利き酒は難しいのだろうなと皆さんご理解いただけたようで、ミニゲームといえども侮れない企画だったようです。
楽しむ会も終わりに近づき、いよいよお待ちかね、大抽選会です。
天寿商品の当たる確立が高いという、大盤振る舞いの企画に会場は凄い熱気となりました。司会が当選番号を読み上げるたびに、
歓声とうなり声と野次が飛びかうのは、見ていて大変面白かったです(笑)。
特に今回感じたことは女性の参加が増えていることです。これは大変うれしいことだと社長も語っていました。
飲み比べコーナーにも多数の人が詰めかけ、社長のあいさつにもあった受賞酒の「純米吟醸 鳥海山」などを飲み比べていたようでした。日本酒に興味のある女性が増えてきていると話には聞くのですが、実際にお客様の動向を見て、増えてきているのを実感しました。この会を通じてより日本酒を好きになり、興味を持ってくれたら、酒造りに携わる者として大変嬉しい事だと思っております。
最後に、秋田県酒類卸本荘支店長高橋様の中締めのあいさつと乾杯でお開きとなりました。〆のあいさつはもちろん「天寿で乾杯!!」。また、来年もお待ちしております!!
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